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「同人ゲームやボイスドラマなどで活躍するボイスコさんたちの声を一挙に集めて楽しく聴けたらいいのに。」

（「Voice Actor Lexicon」サイトより抜粋）

 

作品に、キャラクターに、声を当て命を吹き込んで下さる声の主、ボイスコ。

ネット環境の普及により、今では500を越すとも言われる（和光調べ、異論は認める）

ネット上で声を当てる活動をしていらっしゃるボイスコさん達。

そんな方の声を一堂に集めたモノがあれば良いと思いませんか？

今回ご紹介する企画は、そんなボイスコさんを知る方には夢のような企画であります。

 

 

初めに、自らの罪を懺悔する意味も込めて、この企画に触れた時の第一印象を述べさせて頂きます。

「こんなに沢山の人達がいて凄い！」

「でも自分はこういう人も入れて欲しいなぁ。こんなのでボイスコ図鑑と言えるのかなぁ」

などと思っていました。

 

――トンデモナイ曲解であります！！

最初の方に言いましたが、今やボイスコと呼ばれる方々は相当数いらっしゃるのです。

それを全部網羅するのは、途方もない作業となります。

後述致しますが、ここに登場なされるボイスコさん達は、企画者様と交流のある方のご紹介となります。

そして、この企画は企画者様のボイスコさんに対する尊敬の念と強い愛情の詰まったモノです。

その情熱と企画を形として表していく胆力……。企画というのは得てして、その二つが結合して出来たものとなります。

この世に二つとない『ボイスコ図鑑』を拝見して感じたところを、僭越ながら述べさせて頂きます。

 

 

１、「50人ものボイスコさんが掲載されている！」

サイトでは名前のみの紹介となっておりますが、

様々なボイスドラマや同人ゲームで活躍なさっている錚々たる面々が顔を揃えております。

その数50名！ そんな沢山の方々のお声を拝借できるなんて、何て贅沢な……！

しかも、その一人ひとりに、企画者様からのイメージイラストが当てられているようなのです。凄すぎます……。

もちろん、ここに名を連ねていらっしゃらないボイスコさんもおられますが、それは企画ゆえの宿命であります。

一人で管理なさってるのに、他の人達からの「この人はー？」などの声に耳を傾けるのはナンセンスです故。

 

２、「しかもゲーム形式なんですよ！」

50人の声を集めて編集するだけでも大変なことなのに、

それをゲームにしてしまうなんて、どれだけ私たちの心をワクワクさせてくれるのか――！！

スクリプトの組み込み、UIの構築、デバックとの戦い……。

これらを思い出すだけで、私は頭が痛くなります。うぅっ、過去の記憶が。

現在、体験版がプレイ可能との事ですが、作品をdisってしまった呪いなのか、

当方では解凍が上手くいかずプレイ出来ないという羽目に。すんすん。

 

３、「なにより、企画者様の愛が詰まっている企画」

沢山のボイスコさんを集わせて、尚且つ一人ひとりに絵を付けて。

それでいて、ゲームとしてプレイしてボイスコさん達の声を活かす遊び心。

サイトを拝見すればするほど、「ボイスコさんへの愛情」を感じざるを得ません。

それは、企画者様が今までお世話になったボイスコさん達に、「少しでもご恩返しが出来たらいいな……」

という心もあるのかなと、自分なんかは邪推してしまいました。

また、１年以上前から企画が進んでいたことに対して、改めて敬意を表するより他なりません。

それだけ時間を掛けながら企画に注力していた事に、尊敬の念を禁じえません。

 

 

ゲームの完成版が大変待ち遠しいなぁと、純粋に思っております。

陰ながらではありますが、応援出来たらなと感じております。頑張って下さいませ。

園長からご依頼いただきましたー。

すんげぇ軽い気持ちでやらせて頂きまっせ。

ここ２年くらいで、自分の作品に出ていらっしゃる方を中心に選ばせていただきますねー。

というか、夜勤の仮眠時間に書いたので、クオリティはご容赦を！！

 

・ベストオブベスト（尊い） 

男：トーマスGさん

　　おじいさんをやらせたらこの方の右に出るものはいません。

　　『Ararat』より、ヴァハのような威厳あるキャラや、ホムルスのようなゲスい初老男性でも何でもござれ。

　　ぼくのなかのベストオブベスト・男性。

女：円海アルトさん

　　20代以降の女性ならば、この方が最強なのではないかと思っております。

　　『Ararat』より、ミレーネのような高飛車な女性でも、フィアナのような女傑でもバッチリ演じて下さいます。

　　ぼくのなかのベストオブベスト・女性。

 

・ベストボイス（エエ声） 

男；山口和将さん

　　清純な青年声といえばこの方を押さない訳にはいきません。

　　ストレートに通る声は、少し頼りない青年だったり一つ芯の通った騎士のようなキャラにピッタリでしょう。

　　あ、何気にオークとかもやってくれましたぜ。

女；ししゃもさん

　　自分の中で幼女～少女ボイスコさんといえば、ししゃもさんを上げずにはいられません。

　　可愛らしい声と可愛らしい演技をこなせる所が素晴らしいと思うのですよ！

 

・ベストテクニック（エエ演技） 

男：間宮耿太郎さん

　　ぼくらのBBTNさん。

　　当企画ではまだ登場しておりませんが、ご依頼させて頂いたキャラをエキセントリックに、、

　　そして生き生きと演じて下さいました。

　　この人ゲスい役やって頂いた方がめちゃんこ楽しそうに演じて下さるのでは……。

女：野原沙恵さん

　　『LastSpell』でグレースを演じて頂いておりますが、

　　彼女もどこかネジがぶっ飛んでるキャラだったりします。

　　それを、僕の想像以上のクオリティで音声届けて下さったときには鳥肌が立ちました。すげー。

 

・ベストユーティリティー（使い勝手が良い・レスポンスが良い）

男：城野春歌さん

　　単純にユーティリティーという意味では、この人以上の人はいないんじゃないかなと。まさかの女性声までやってしまう御仁ですわ。

　　もちろん、本職の男性声も青年だったりゲスいキャラだったり野太いオッサンだったり、何でもこなせる人です。

女：来生華さん

　　とにかく提出が早くて、こちらのお願いも快くお引き受け下さったとてもすごいお方。

　　もちろん、クオリティも高いもの持っていらっしゃって、ここ最近で株が急上昇した人の一人です。

 

・ニューカマー（ここ一年くらいから始めたっぽい人で期待株） 

男：高槻あらんそんさん

　　この名前になってから１年経ってるかなーという感じですが、

　　青年声を中心にしっかりとした演技を為される方です。

女：綾瀬圭吾さん

　　もっと前から活動されているかもしれません！ 僕が知らないだけなのかもしれませんが！

　　当企画でも女騎士を演じて下さるなど、非常に実力のある方だと思います！

 

ということで、以上ベスト・オブなんちゃらの発表でした。

いや、ここに書いていない方でも素晴らしい方は沢山いらっしゃいますので、

またそういう方にはもう一度ご依頼させて頂けたらなぁと思ったりなんかしておりますですよ。

 

『LastSpell』完結しました。

 

 本日、『LastSpell』第26・27話を公開致しました。

これを持ちまして、『LastSpell』は完結と相成ります。

詳しくは小話ラスペのコメントで書いておりますが、11年は掛かり過ぎやろ……。

ということで、コメントでも書けなかったことを、こちらでツラツラと書かせて頂きます。

（あんまり見てる人いないだろうしな！！）

まずは、このシナリオを最後までプレイして下さった方、少しでもかじってラスペの世界に触れて下さった方々へ、

最大の感謝を申し上げます。

誠に、誠にありがとうございました。

とにかく完結まで掛かり過ぎたというのが、正直な感想です。

３年位で終わるかなーと思ったんですけど、色んな事に手を突っ込んでしまって、

あれよあれよと言う間に、こんなに時間がかかってしまいました。

それでも、ラスペを愛してくださった方もいらっしゃって、それはそれは大変励みになりました。

特に、25話の感想を下さったリドリーさんには、本当頭が上がりません。

リドリーさんは４話から随時感想を下さっていた方で、一言ひとことが大変に心に響くものでした。

この場を借りて御礼申し上げます。

また、プレイして下さった感想を上げて頂いた方も何人かいらっしゃって、

その一つひとつが、自分にとって励みに、そしてシナリオを書き続けていく力となっていきました。

今ここに『長編完結』というステータスを刻むことが出来たのも、そういった方々のお力添えに他なりません。

感謝してもし尽くせません。本当に頭の下がる思いです。

ともかく、自分がSRC界隈へと足を踏み入れる切欠となった『LastSpell』は、これにて終了となります。

ここで、一つ区切りをつけなければなりません。

といっても、仰々しく書くつもりもありませんし、ひょっとしたらピョコンと顔を出すかもですけれども。

それでも、自分の中でのけじめとして、これは言っておく必要があります。

私、和光佳清は、『LastSpell』の完結を持ちまして、SRCシナリオの制作を終了致します。

ただ、これは『長編シナリオは終了』という事であって、１話完結などのシナリオは、ひょっとしたら出すかもしれません。

ですが、昨今はボイスドラマ・音声関連の受注・企画が増えてきており、

そちらに比重を置いていきたいというのが正直なところです。

それに、子育てをしながらSRCシナリオを書くというのは、かなり難しい問題であると言うことも加えておく必要があります。
文章だけではなく、画面演出・インクルードと、多岐にわたる作業をしなければならないSRCシナリオの制作は、

それに掛けられる時間が無ければ、かなり大変であると思います。

僕の場合は、それをするために睡眠時間などを犠牲にして、フラフラになりながら仕事へ行くという事もしばしばありました。

でも、それは本末転倒です。リアル事情あっての創作活動であるのに、それを主にしてしまっては、意味がありません。

ですので、自分自身へのけじめという意味も込めて、ここに宣言した次第です。

また、和光佳清の名前を見ることもあるかもしれません。

その時は、温かい目で見守ってやって下さいませ。

もし興味がございましたら、その作品に触れてみてくださいませ。